不透明水彩

制作記録

2021/6/20


最近、不透明水彩の固形絵の具を購入した。
クロッキーの延長で、作品の下絵づくりまでしたいと思い、短い時間で作品の完成イメージを確認できる方法はないかと、いろいろ探していたところで見つけたのがこれ。
小学校以来となる不透明水彩だが、使ってみるととても好感触。
利点としては、準備や片付けが楽であること、乾きかけても水を足してどんどん色を混ぜていけること、乾きが程よく早いので次々色を重ねていけることなどがある。

水彩というと、透明水彩のほうが店頭で取り扱われている種類も、使っている方も、比較的多いように感じるけれど、もっと多く使われてもよいのではないだろうか。
少なくとも、わたしにとっては、油彩での制作工程につながる部分もあって、とてもしっくりくる。
細部のニュアンスには水彩色鉛筆を使うことで、全体の作り方から仕上げまでをストレスなくシミュレートできる点も、下絵づくりとしては非常においしい。
何より、普段使わない道具を使ったことで単純に楽しめるし、短い時間でイメージができあがる満足感が手軽に得られることは、息抜きやモチベーションの向上にもつながっている。

肩ひじ張らずに触っていける画材なので、実験に遊びに、活用していきたい。

さて、制作のほうは、F8号が1点完成。
以前よりもスムーズに完成まで持ってこられた。

F4号もあとは細部の調整といったところ。

アトリエの作品も全体が概ねできあがったので、来週は仕上げの作業に入れそう。

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